2026年10月22日(木) 安全・詐欺対策

モバイルバッテリーの発火を防ぐ。ふくらみ・熱・飛行機・捨て方の5つの確認

ニュースで、モバイルバッテリーの火事を見かけることが増えました。
「うちにあるのも、もう何年も使っているけれど」と、気になっている方も多いと思います。

モバイルバッテリーとは、スマホを外で充電するための、持ち歩き用の電池です。
中には、リチウムイオン電池という、たくさんの電気をためられる電池が入っています。
便利な反面、熱や強い衝撃に弱いという性質があります。

むやみに怖がる必要はありません。
いくつかの点に気をつければ、安心して使えます。順番に見ていきましょう。

まず、手元のバッテリーをチェック

今すぐ確かめたい5つのこと

  • 本体がふくらんでいないか(机に置くとガタつく、すき間ができている)
  • 充電中に、前より熱くなっていないか
  • 落としたり、強くぶつけたりしたことがないか
  • 夏の車の中など、熱いところに置いたままにしていないか
  • 布団や枕もとで、充電しながら使っていないか

いちばん大事なのは、ふくらみです。
ふくらんだ電池の中には、燃えやすいガスがたまっています。
押したり曲げたりすると、火が出るおそれがあります。

ふくらみや、いつもより熱いなどの異常に気づいたら、すぐに充電も使用もやめてください。
そのうえで、買ったお店やメーカーに相談します。

回収(リコール)の対象になっていないか調べる

リコールとは、メーカーが「危ないので回収します」とお知らせすることです。
名前の知られたメーカーの製品でも、回収になっているものがあります。

本体の裏の小さな文字で、メーカー名と型番を確かめます。
型番とは、製品ごとについている、英語と数字の名前です。
それを、メーカーの公式サイトのお知らせ欄で調べます。

回収の対象になっていたら、今は何ともなくても、使うのをやめます。
メーカーや買ったお店に連絡しましょう。

買うときは「PSEマーク」と買う場所を見る

PSEマークとは、国の安全の決まりに合っていることを示す印です。
モバイルバッテリーは、2019年2月から、このマークがないものは売れなくなりました。

ただ、インターネットでは、マークのない品が出回っていることもあります。
買うときは、次の2つを見てください。

買うときの目安

PSEマークがついているか

メーカーや販売店の連絡先が、はっきりしているか

あまりに安いものや、問い合わせ先の分からないものは、避けたほうが安心です。

飛行機に乗るときのルールが変わりました

2026年4月24日から、飛行機に持ち込むときのルールが厳しくなりました。
国土交通省が発表しているルールを、かんたんにまとめます。

飛行機に乗るときの決まり

  • スーツケースなど、預ける荷物には入れない(必ず手荷物で持ち込む)
  • 機内に持ち込めるのは、2個まで
  • 頭の上の収納棚には入れず、座席のポケットなど手元に置く
  • 機内で、モバイルバッテリーを充電しない
  • 機内で、モバイルバッテリーからスマホなどを充電しない

スマホを充電したいときは、座席についている電源を使います。
この決まりの一部は、守らないと航空法で罰せられることがあると案内されています。乗る前に一度見直しておけば大丈夫です。
くわしくは、国土交通省の発表をご覧ください。
https://www.mlit.go.jp/report/press/kouku10_hh_000310.html

大きさの決まりもあります。160Wh(ワットアワー)を超えるものは、持ち込めません。
Whとは、電池の大きさを表す単位で、本体の裏などに書いてあります。
ふつうにスマホ用として売られているものは、多くがこの範囲に入ります。迷ったら、本体の表示を確かめてください。

航空会社によっては、さらに厳しい決まりがあります。
乗る前に、ご利用の航空会社の案内も見ておきましょう。

捨てるときは、ふつうのごみに出さない

使わなくなったバッテリーを、燃えないごみなどに出すのはやめましょう。
ごみ収集車の中や、ごみ処理場で火が出る事故が起きています。

捨てるときの順番

  1. 1
    お住まいの区や市の案内を見るホームページや、ごみの分け方の冊子で「モバイルバッテリー」を探します
  2. 2
    回収してくれる場所に持っていく家電のお店などで、回収している場合があります(回収しているかは、お店に先に確かめてください)
  3. 3
    ふくらんだものは、回収箱に入れない区や市のごみの窓口に、出し方をたずねます

自分で分解するのは、とても危ないので、やめてください。

もし、煙や火が出たら

近づかず、まず身の安全を守ります

火花がおさまったら、たっぷりの水をかけて消します

自分で消すのがむずかしいときは、すぐに119番へ

(製品評価技術基盤機構〈NITE〉の案内より)

迷ったら、ひとりで決めずに

「これはふくらんでいるのかしら」「型番の文字が小さくて読めない」。
そんなときは、無理に使い続けないことがいちばんです。

くわしい確かめ方は、こちらの記事にまとめています。
https://school.x-mobile-musashikoyama.com/kaiketsu/031-mobile-battery-anzen.html

型番の調べ方が分からないときは、ご予約のうえ、バッテリー本体の型番のあたりを写真に撮って、お持ちください。ふくらんでいる・熱いものは持ち歩かず、写真だけで大丈夫です。教室でいっしょに確かめます(ご予約制です。いまは初回の30分相談が無料です〈通常1,100円〉。相談は30分で区切り、その先の作業は有料です)。

ご予約は教室のLINEから:https://lin.ee/noOtHI6

荏原スマホパソコン教室|荏原

えばら)地域・品川区西中延。武蔵小山と戸越銀座・中延の商店街のあいだ(戸越銀座駅・荏原中延駅から徒歩7〜8分・月曜定休

毎週金曜10:00〜11:00は、どなたでもご参加いただける無料セミナーです(10月23日・30日は「スマホ代の見直し」、11月6日・13日・20日は詐欺・安全対策の回)。各回4名まで、前日12時までにご予約ください。

くわしく・お申し込み

LINEでのご相談は 教室の公式LINE / お電話 03-3787-6120

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