スマホをなくしてしまった!
——「探す」「止める」の順番と、なくす前の備え
「買い物から帰ってきたら、スマホがどこにもありません。頭が真っ白になってしまって、まず何をすればいいのかもわからず、こちらに駆け込みました」(70代・女性)
※ よくいただくご相談を、個人がわからない形で再構成しています。
スマホが見当たらないときは、どなたでもあわててしまいます。大丈夫です。順番さえ決まっていれば、落ち着いて動けます。この記事を上から順に進めてください。
そして最後に、いちばん大切な「なくす前の備え」をご紹介します。じつは、こちらのほうがずっと効きます。
① まず、その番号に電話をかけてみる
いちばん簡単で、いちばんよく見つかる方法です。ご家族やお友だちの電話を借りて、ご自分のスマホの番号にかけてもらってください。
- 家の中や、かばんの底にあれば、音や振動で見つかります
- お店や電車に置き忘れた場合、拾った方や駅員さんが出てくださることがあります
- マナーモードにしている場合は音が鳴りません。次の②へ進んでください
② 「探す」機能で、地図の上の場所を確かめる
スマホには、別の端末から自分のスマホの場所を地図で確かめられる機能があります。ご家族のスマホや、ご自宅のパソコンから使えます。
iPhoneの場合
- ご家族のiPhoneで「探す」というアプリを開き、下の「デバイス」を押す(ご家族と共有していない場合は、次の方法を使います)
- または、パソコンやご家族のスマホで iCloud.com を開き、ご自分のApple ID(アップルの会員登録)でサインインして「デバイスを探す」を選ぶ
- ご自分のiPhoneの名前を押すと、地図に場所が表示されます
- 「サウンドを再生」を押すと、離れた場所から音を鳴らせます。マナーモードでも鳴ります
Androidの場合
- ご家族のスマホやパソコンで、インターネットの検索窓に「デバイスを探す」と入れて、Googleの案内ページを開く
- ご自分のGoogleアカウント(ふだんスマホで使っているもの)でログインする
- ご自分のスマホを選ぶと、地図に場所が表示されます
- 「音を鳴らす」を押すと、離れた場所から音を鳴らせます
※ 機種やアプリの新しさによって、言葉やボタンの位置が少し違います。見つからないときは窓口へどうぞ。
※ この機能を使うには、ご自分のアカウントのパスワードが必要です。控えの置き場所を決めておくと、いざというとき助かります。
③ 見つからないときは、止める・届け出る
すぐに手元に戻らないときは、次の3つを進めます。あわてず、できるところからで大丈夫です。
画面に連絡先を出す「紛失モード」
②の画面には、「紛失モード」(Androidでは「デバイスを保護」など)という項目があります。これを使うと、スマホの画面に鍵がかかり、「見つけた方はこちらへご連絡ください」という連絡先の文章を表示できます。中身も守られますし、拾ってくださった方が連絡しやすくなります。
遺失物(いしつぶつ)の届け出
- お近くの交番・警察署で遺失物の届け出をする
- 心当たりのある駅・お店・タクシー会社に問い合わせる
- あとから届くことも多いので、連絡先を伝えておくのが大切です
不正に使われるのが心配なとき
電話やインターネットを勝手に使われるのが心配なときは、ご契約の携帯電話会社に連絡して、回線を一時的に止めてもらうことができます。契約の内容によって手続きが違いますので、まずはご契約先にご相談ください。
※ エックスモバイル(当店)でご契約の方は、サポートデスクへご連絡いただく流れになります。連絡先がわからないときは、店頭でご案内します。
「なくしたのだから、かける電話がない」というときは、公衆電話か、ご家族・お友だちの電話をお借りするのが早い方法です。それも難しいときは、当店にお越しください。お店の電話をお使いいただいて、なくした旨のご連絡をしていただけます。
※ 海外旅行中になくした場合の手順は、別の記事 「海外でスマホをなくしたら」 にまとめています。旅行前チェックリストのPDFつきです。
※ 地図に場所が出ても、ご自分だけでその場所へ取りに行くのは避けてください。まずは警察にご相談ください。
④ いちばん大事なのは「なくす前の備え」
ここまでの②③は、「探す」機能があらかじめオンになっていないと使えません。ですので、いま手元にスマホがある方は、今日この場で確認しておいてください。数分で終わります。
iPhoneの場合
- 歯車のマークの「設定」を開く
- いちばん上に出ているご自分のお名前を押す
- 「探す」を押す
- 「iPhoneを探す」がオンになっているか確認
- その中の「”探す”のネットワーク」「最後の位置情報を送信」もオンにしておくと安心です
Androidの場合
- 「設定」を開く
- 「Google」を押す
- 「デバイスを探す」を押して、オンになっているか確認
- あわせて、設定の「位置情報」がオンになっているかも確認
※ 機種によって言葉が少し違います。見つからないときは窓口へどうぞ。
もう一つの備えとして、画面のロック(暗証番号・指紋・顔)をかけておくことも大切です。落としてしまっても、中身を勝手に見られずに済みます。
窓口では、こう解決しました
冒頭の方は、まずお借りした電話でご自分の番号におかけしたところ、立ち寄られたお店の方が出てくださって、レジで預かってくださっていることがわかりました。ここで一件落着です。
ただ、ご本人が「次があったら怖い」とおっしゃったので、そのままご相談を続けました。確認すると「探す」機能はオフになっていましたので、その場でオンにし、ご家族のスマホから実際に音を鳴らして、鳴ることをご一緒に確かめました。
あわせて、アカウントのパスワードの控えの置き場所を決め、画面のロックもかけました。30分のお困りごと・整理相談でのご利用で、所要時間は約30分です。
- まずその番号に電話をかけてみる。音で見つかる・拾った方が出ることも
- 「探す」機能で地図の場所を確認し、離れた場所から音を鳴らす(iPhone:「探す」アプリ・iCloud.com/Android:「デバイスを探す」)
- 戻らないときは紛失モードで画面に連絡先を表示する
- 交番・駅・お店に遺失物の届け出。連絡先を伝えておく
- 心配なときはご契約の携帯電話会社に連絡して回線を止める(エックスモバイルの方はサポートデスクへ。電話がないときはお店の電話をどうぞ)
- そして今すぐ、「探す」がオンになっているか確認しておく。これがいちばんの備え