「警察です」という電話で、ビデオ通話に誘われた
——それは詐欺です。いったん切ってください
「警察を名乗る人から電話があり、『あなたの口座が犯罪に使われている。ビデオ通話で事情を聞くので、このアドレスを開いて』と言われた。画面には制服の人が映っていて、本物に見えた」
最初にお伝えしたいことは、ひとつです。本物の警察が、ビデオ通話で取り調べをしたり、LINEやビデオ通話に誘ったりすることはありません。
警察を名乗る電話のあと、警視庁そっくりの偽のホームページへ誘い、ビデオ通話で「捜査」「取り調べ」のふりをしてお金をだまし取る手口が報じられています(NHK 2026年9月28日)。制服姿の人が画面に映っても、警察手帳のようなものを見せられても、それだけで本物とは限りません。
こんな言葉が出たら、その場で切る
次のどれか1つでも言われたら、答えずに電話を切ってください。失礼にはあたりません。
- 「あなたの口座が犯罪に使われている」
- 「このことは家族にも話さないでください」
- 「ビデオ通話で確認します」「このアドレスを開いてください」
- 「お金を調べるので、指定の口座に移してください」
心配なときの確かめ方
大事なのは、かかってきた電話に折り返さず、自分で調べた番号にかけ直すことです。
- いったん電話を切る
- 警察相談専用電話「#9110」にかける。または、ご自分で調べた最寄りの警察署の番号にかける
- 「警察を名乗る電話があった」と、言われた内容をそのまま伝える
電話で教えられたアドレスや番号は、使わないでください。そこが偽物につながっています。
「家族に話さないで」は、話すべき合図
詐欺の電話は、周りに相談させないように話を運びます。「誰にも言わないで」と言われたときこそ、家族や身近な人に話してください。
離れて暮らすご家族がいる方は、「警察や役所を名乗る電話があったら、まず家族に電話する」と、ふだんから決めておくと安心です。
もう話してしまった・開いてしまったときは
- まだお金を動かしていなければ、それ以上は何もしないで、#9110か警察署へ相談する
- お金を振り込んだ・移した場合は、すぐに振込先の金融機関と警察に連絡する
- アプリを入れるように言われて入れた場合は、そのまま使わず、窓口や警察に相談する
窓口では、こうお手伝いします
「この電話、詐欺かしら」と迷ったときは、教室の公式LINEに、言われたことをそのまま書いて送ってください。最初のお返事は無料でお答えしています。
毎週金曜10時からの無料セミナー(どなたでもご参加いただけます・前日12時までにご予約)では、偽のホームページのアドレスの見分け方などを、スマホの画面を見ながらお話ししています。
- 本物の警察は、ビデオ通話で取り調べをしない。LINEやビデオ通話に誘わない
- 「口座が犯罪に」「家族に話さないで」「アドレスを開いて」は、切る合図
- 折り返さずに、#9110 か自分で調べた警察署の番号にかけ直す
- 「誰にも言わないで」と言われたら、家族に話す
- お金を動かしてしまったら、すぐに金融機関と警察へ
参考:警察庁「SOS47 特殊詐欺対策ページ」 https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/new-topics/
NHK「ビデオ通話に誘導する警視庁の偽サイトに注意」(2026年9月28日) https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20260928de52907