通知が多すぎてわずらわしい
——必要なお知らせだけにする整理のしかた
「一日中ピコピコ鳴っていて、そのたびに見るのですが、ほとんどがお店の宣伝です。娘からの連絡がその中に埋もれて、気づくのが遅れました。うるさいので全部止めてしまいたいのですが……」(60代・女性)
※ よくいただくご相談を、個人がわからない形で再構成しています。
とてもよくあるご相談です。アプリを入れると、たいてい通知は「出す」に決まっているため、使っているうちにどんどん増えていきます。
ここで大切な考え方がひとつあります。全部止めるのではなく、要るものと要らないものを分けることです。合言葉は、
「家族の連絡(LINE・電話)は残す。お店の宣伝は切る」
この線引きさえ決めておけば、迷いません。順にやってみましょう。
いちばん簡単な方法——鳴ったその場で止める
設定の画面を探しにいく必要はありません。じゃまな通知が届いたときが、いちばんの直しどきです。
- 画面に出てきた通知を、指で長押しします(または、指で横にすべらせます)
- 「通知をオフ」「通知の設定」「管理」といったボタンが出てきます
- それを押して、そのアプリの通知を止めます
この方法のよいところは、今まさに困っているアプリだけを、確実に止められることです。宣伝の通知が来るたびに1つずつ止めていけば、1〜2週間でずいぶん静かになります。
※ 機種によって、長押しなのか横にすべらせるのか、出てくる言葉も少し違います。うまく出ないときは窓口へどうぞ。
まとめて整理したいときは
一気に見直したいときは、設定の画面からアプリごとに切り替えられます。
iPhoneの場合
- 歯車のマークの「設定」を開く
- 「通知」を押す
- アプリの名前がずらりと並びます。止めたいアプリを押す
- いちばん上の「通知を許可」のスイッチを、色のついていない状態(オフ)にする
Androidの場合
- 「設定」を開く
- 「通知」を押し、「アプリの通知」を押す
- アプリの一覧から、止めたいアプリのスイッチをオフにする
※ 機種によって「アプリ」→アプリ名→「通知」という順のこともあります。言葉が違って見つからないときは窓口へどうぞ。
「全部切る」と「全部残す」の間もあります
止めるか残すかの二択ではありません。中間の調整もできます。
- 音だけ消して、印は残す。アプリのアイコンの右上に出る赤い丸の数字(バッジといいます)だけを残せば、音は鳴らず、自分の見たいときに「何件たまっているか」だけ分かります。宣伝が多いけれど、たまには見たいアプリ向きです
- 音は消して、画面には出す。気づきたいけれど、鳴ってほしくない場合に向いています
- ロック画面には出さない。人に画面を見られたくない内容のアプリに向いています
これらは、上の「まとめて整理したいとき」と同じアプリごとの画面で、「サウンド」「バッジ」「ロック画面」といった項目を切り替えて設定します。
ここだけは、切らないでください
静かにしたい一心で、うっかりLINEの通知まで止めてしまう方がとても多いです。LINEを止めてしまうと、ご家族やお友だちからの連絡にまったく気づけなくなります。「返事がない」と心配をかけてしまうこともあります。
同じように、電話・メッセージ(SMS)・防災のお知らせも残しておくことをおすすめします。
LINEが多くてお困りの場合は、アプリごと止めるのではなく、にぎやかなグループだけを個別に通知オフにする方法があります。そのグループのトーク画面を開き、右上のメニュー(三本線)から「通知オフ」を選びます。これならご家族からの1対1の連絡は、今までどおり届きます。
窓口では、こう解決しました
冒頭の方の場合、通知が出るアプリを一緒に数えたところ20以上ありました。すべてを見直すのは大変ですので、直近の1週間で実際に届いていた通知だけを上から見ていき、買い物アプリやニュースなど7つを止めました。
LINE・電話・防災のお知らせはそのまま残し、参加人数の多いご町内のグループだけを通知オフに。最後に、次に宣伝が届いたときはご自身で長押しして止められるよう、その場で1件練習していただきました。所要時間は約30分です。
- 合言葉は「家族の連絡は残す、お店の宣伝は切る」
- じゃまな通知は、届いたその場で長押しして止めるのがいちばん簡単
- まとめて整理は iPhone:設定→通知/Android:設定→通知→アプリの通知
- 音だけ消してバッジ(数字)を残す中間の設定もある
- LINE・電話・防災のお知らせは切らない。LINEはグループ単位で通知オフに