LINEに知らない人が現れた
——勝手に「友だち」にされない設定があります
「まったく知らない名前の人からLINEが届きました。友だちのところにも、覚えのない人が並んでいます。わたしの電話番号がどこかに漏れたのでしょうか。怖くて開けません」(70代・女性)
※ よくいただくご相談を、個人がわからない形で再構成しています。
驚かれたと思いますが、まず安心してください。これは、多くの場合「設定が初めのままになっている」だけです。LINEには、電話番号やIDをたよりに自動でつながる仕組みがいくつかあり、その入口を閉じておけば、知らない人は入ってこられなくなります。
ここでは、①これから来ないようにする設定 ②もう届いてしまったときの対処、の順にご説明します。
まず、入口を閉じる3つの設定
3つとも、同じ画面の中にあります。設定場所は次のとおりです。
- LINEを開いて、左下の「ホーム」を押す
- 画面の右上の歯車マーク(設定)を押す
- 「友だち」を押す
この「友だち」の画面に、これからご説明する3つのスイッチが並んでいます。
設定① 「友だち自動追加」をオフにする
これは、スマホの電話帳に入っている人を、LINEが自動で友だちにしていく仕組みです。便利な半面、以前にお仕事や手続きで一度だけ登録した番号の方まで、そのまま友だちに並んでしまいます。スイッチを押して、色がついていない状態(オフ)にします。
設定② 「友だちへの追加を許可」をオフにする
こちらは①の反対で、あなたの電話番号を持っている人が、あなたを自動で友だちにできる設定です。番号を何かの名簿で知っただけの知らない相手からも追加されてしまうため、オフにしておくと安心です。
ご家族やお友だちとつながりたいときは、この設定がオフでも大丈夫です。目の前でQRコードを読み取ってもらう方法で、いつでもつながれます。
設定③ 「IDによる友だち追加を許可」をオフにする
IDとは、電話番号のかわりになるLINE用の名前のことです。これがオンだと、IDを当てずっぽうで入力した見知らぬ相手から見つけられてしまうことがあります。使う予定がなければ、オフのままで困ることはありません。
※ 機種やアプリの更新によって、言葉や並び順が少し違うことがあります。見つからないときは窓口へどうぞ。スマホをお持ちいただければ一緒に探します。
もう届いてしまったときは、こうします
知らない相手からのメッセージは、次の順番で落ち着いて対応してください。
- 返事をしない。トークを開いて中身を見るだけなら問題ありません。ただし「誰ですか」「間違いです」なども返さないでください。返事をすると「この番号は使われている」と相手に伝わってしまいます
- メッセージの中のリンク(青い文字やアドレス)は押さない。投資のお誘い、荷物のお知らせ、当選のお知らせなど、どんな内容でも同じです
- ブロックする。相手とのトーク画面を開き、右上のメニュー(三本線)から「ブロック」を選びます。友だち一覧からは、相手の名前を長押しして「ブロック」を選ぶこともできます
- 必要なら通報する。ブロックの操作のあとに「通報」を選べる画面が出ることがあります。詐欺と思われる内容なら、通報していただいて構いません
すでに友だちに並んでいる知らない方は、上の設定を変えても自動では消えません。おひとりずつブロックするか、そのままにしておいても、こちらから何かしなければ実害はありません。
窓口では、こう解決しました
冒頭の方の場合、電話番号が漏れたわけではなく、「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」が最初のままオンになっていたことが原因でした。3つの設定を一緒にオフにし、知らない相手2件をその場でブロック。ご本人の指で操作していただき、「これなら次も自分でできます」とご納得いただいてから、お孫さんとのトークが今までどおり届くことも確認しました。所要時間は約25分です。
- LINE → ホーム右上の歯車 → 「友だち」を開く
- 「友だち自動追加」「友だちへの追加を許可」「IDによる友だち追加を許可」の3つをオフ
- 知らない相手には返事をしない・リンクを押さない
- トーク画面の右上メニューからブロック、必要なら通報