英語・中国語…読めない文字は
——カメラで写せば日本語になります
「輸入品のお菓子をいただいたのですが、袋が全部英語で、何が入っているのかわかりません。孫にアレルギーがあるので、そのまま渡すのが心配で」(60代・女性)
※ よくいただくご相談を、個人がわからない形で再構成しています。
辞書を引く必要はありません。スマホのカメラを向けるだけで、画面の中の外国語が日本語に置き換わって見える機能があります。英語だけでなく、フランス語、中国語、韓国語などにも対応しています。
輸入食品の説明、外国製の家電の取扱説明書、海外旅行先の案内表示——「読めない」と諦めていたものが、その場で読めるようになります。
「Google翻訳」のカメラ翻訳を使います
使うのは、Googleが出しているGoogle翻訳(グーグルほんやく)というアプリです。お使いのスマホに入れて(インストールして)使います。入れるときの費用の有無は、アプリを入れる画面でご確認ください。
アプリを入れる(初回だけ)
- iPhoneは「App Store」、Androidは「Playストア」を開きます
- 検索の欄に「Google 翻訳」と入れます
- 「入手」または「インストール」を押します
- 入り終わったら「開く」を押します
すでに入っている機種もあります。ホーム画面に、赤と青の「あ」と「A」が並んだマークがないか探してみてください。
カメラでかざして読む
- Google翻訳を開きます
- 画面の上で、左を「英語」(読みたい言葉)、右を「日本語」にします。言語名を押すと一覧から選べます
- 画面にあるカメラのボタンを押します
- 読みたい文字にかざします。少し待つと、画面の上で日本語に置き換わって表示されます
- 手を止めてじっと見ると読みやすくなります。文字が細かいときは、少し近づけてください
読みたい言葉がわからないときは、左側を「言語を検出する」にしておくと、自動で判断してくれることがあります。
すでに撮ってある写真からも翻訳できます
お店で写真だけ撮って、帰ってからゆっくり読む、という使い方もできます。カメラの画面に出ている「読み込む」「ギャラリー」といった項目から、撮ってある写真を選ぶだけです。
Googleレンズでも、同じことができます
Androidの「カメラ」や「フォト」にあるGoogleレンズにも翻訳の機能があります。かざしてから「翻訳」の項目を押すと、同じように日本語に置き換わります。
普段Googleレンズをお使いの方は、アプリを増やさずにこちらだけで済ませても構いません。
※ 機種やアプリの更新によって、ボタンの位置や言葉が少し違うことがあります。見つからないときは窓口へどうぞ。
大事なことは、人にも確かめてください
とても便利な機能ですが、翻訳は完璧ではありません。特に、短い単語や省略された書き方は、意味がずれて出ることがあります。
ですので、次のようなものは翻訳の結果だけで判断しないようにしてください。
- お薬の飲み方・量・注意書き(薬剤師さんやお医者さんにご確認ください)
- 食品のアレルギー表示(心配なときは、召し上がらない・お渡ししない判断を優先してください)
- 契約や保証に関する書類
- 電気製品の安全に関する注意
「だいたいの意味をつかむ道具」とお考えいただき、大事なところは人にも確かめる。この使い分けが安心です。
逆に、日本語を外国語にして見せることもできます
海外からのお客様や、近所で道を聞かれたときにも使えます。
- Google翻訳を開き、左を「日本語」、右を相手の言葉にします
- 日本語で文章を入力すると、下に訳が出ます
- その画面を相手に見せれば、筆談の代わりになります
短く、区切って入力するのがコツです。「駅はあちらです」「まっすぐ行ってください」のように、一文ずつのほうが正しく伝わります。
窓口では、こう解決しました
冒頭の方の場合、まずGoogle翻訳を入れるところからご一緒しました。お持ちいただいたお菓子の袋にカメラをかざすと、原材料の欄が日本語に置き換わり、その場で中身を確かめることができました。
そのうえで、アレルギーに関わることなので、この表示だけで判断せず、心配なときは差し上げない・売り場やメーカーにも確かめるようにお伝えしています。最後に、撮ってある写真からも翻訳できることを練習して、ご自宅でも使える形にしてお帰りいただきました。所要時間は約35分です。
- 「Google翻訳」を入れて、カメラのボタンから読みたい文字にかざす
- 画面の上で日本語に置き換わる。手を止めてじっと見ると読みやすい
- すでに撮ってある写真からも翻訳できる
- AndroidのGoogleレンズでも、翻訳の項目から同じことができる
- 薬の用法やアレルギー表示など大事なものは、翻訳だけで判断せず人にも確認する
- 日本語→外国語にして画面を見せれば、筆談の代わりになる