外出先で電池が切れそう!
——街で借りられる充電器「ChargeSPOT」と、その前の備え
「出かけた先でスマホの電池が残りわずかになってしまい、地図も見られず、家にも連絡できず、本当に困りました。街で充電器を貸してくれるところがあると聞いたのですが、どう使うのでしょうか」(70代・女性)
※ よくいただくご相談を、個人がわからない形で再構成しています。
お出かけ先で電池が減ってくると、心細いものですよね。いまは街なかでモバイルバッテリー(持ち運びできる充電器)を借りられるサービスがあります。代表的なものが「ChargeSPOT(チャージスポット)」です。
ただし、この記事でいちばんお伝えしたいのは、借り方そのものよりも「電池が残っているうちに動く」ということです。理由は、あとの章でご説明します。
ChargeSPOT(チャージスポット)とは
ChargeSPOTは、モバイルバッテリーを借りて、使い終わったら返すという、いわば充電器のレンタルです。コンビニや駅、商業施設などに、専用の機械(返却口のついた小さな箱のような機械)が置かれています。
- スマホに専用アプリ(アプリ=スマホに入れて使う道具)を入れて使います
- 借りたところと別の場所に返すこともできます。出先で借りて、帰り道のお店で返す、という使い方ができます
- バッテリー本体に充電用のケーブルがついています。ご自分でケーブルを持ち歩かなくても充電できます
※ 設置されている場所は増えたり変わったりします。近くにあるかどうかは、アプリの地図の画面でご確認ください。ご利用料金やお支払い方法も、お使いの前にアプリの画面で最新のものをご確認ください。
借りるときの流れ(おおまかな手順)
- スマホでChargeSPOTのアプリを開く
- 地図の画面で、近くの設置場所をさがす
- その場所まで行き、アプリの「借りる」にあたるボタンを押す
- カメラが立ち上がるので、機械に貼ってあるQRコード(四角い模様のコード)にかざして読み取る
- バッテリーが1本出てくるので、受け取ってスマホにつなぐ
- 返すときは、設置場所の空いている差し込み口にカチッと入れる
※ アプリの画面の言葉づかいや、お支払い方法の登録の要不要は、時期によって変わることがあります。画面の案内にしたがってお進みください。うまくいかないときは窓口へどうぞ。
いちばん大切な注意——電源が切れてからでは借りられません
ここが本当に大事なところです。ChargeSPOTを借りるには、スマホでアプリを開いてQRコードを読み取る必要があります。つまり——
- スマホの電源が完全に切れてしまうと、アプリが開けません
- アプリが開けないので、ChargeSPOTを借りることもできません
「電池がなくなったら借りればいい」ではなく、「電池が残っているうちに借りる」のが正しい順番です。残りが少なくなってきたな、と思ったら、その時点で動いてください。
そしてもうひとつ。いざというときに慌てないよう、アプリはお元気なうちに入れておくことをおすすめします。困ったその場で、初めてアプリを入れて、登録をして……というのは、電池が減っていくなかではとてもつらい作業です。
それでも切れてしまったときは
完全に電源が落ちてしまったら、レンタルは使えません。そのときは「すでに充電されているモバイルバッテリーを、その場で手に入れる」のが現実的な方法になります。
- コンビニエンスストアや家電のお店で、充電済みのモバイルバッテリーを購入する
- ご家族やお友だちと一緒なら、その方のケーブルを借りて少し分けてもらう
- 当教室でも、モバイルバッテリーをご用意しています(品ぞろえや価格など、くわしくは店頭でおたずねください)
ふだんから充電したモバイルバッテリーをかばんに1つ入れておくと、いちばん安心です。
窓口では、こう解決しました
冒頭の方には、まずその場でChargeSPOTのアプリをスマホに入れて、地図の画面で近くの設置場所を一緒に見てみました。「歩いていける場所にもあるんですね」と、ずいぶん安心されたご様子でした。
そのうえで、「電池が切れてからでは借りられない」という順番をご説明し、残りの電池が少なくなったときにご自分でアプリを開いて地図を見るところまで、一度練習しました。あわせて、かばんに入れておく充電器のご相談にも乗りました。
この日は30分のお困りごと・整理相談でご利用いただき、お話ししているあいだ、スマホは教室で充電しながらお過ごしいただきました。お帰りになるころには電池もしっかり回復していて、「今日は安心して帰れます」とおっしゃっていただけました。所要時間は約30分です。
- ChargeSPOTは、街で充電器を借りて別の場所にも返せるサービス。ケーブルは本体についている
- 借りるにはアプリでQRコードを読み取る。電源が切れてしまうと借りられない
- アプリは元気なうちに入れておく。残りが少なくなったら「その時点で」借りに動く
- 完全に切れたときは、充電済みのモバイルバッテリーを購入する方法がある(当教室でもご用意しています)
- ご利用料金・設置場所は変わることがあるので、アプリの画面でご確認を