QRコードの読み取り方がわからない
——カメラを向けるだけでいいんです
「お店でも、チラシでも、テレビでも『QRコードから』と言われるのですが、どうやって読むのか見当がつきません。何かアプリを買わないといけないのでしょうか」(70代・男性)
※ よくいただくご相談を、個人がわからない形で再構成しています。
まず安心していただきたいのですが、QRコードを読むための特別なアプリは要りません。写真を撮るときに使う、いつもの「カメラ」がそのまま読み取り機になります。買うものも、入れるものもありません。
QRコードというのは、あの白黒のモザイクのような四角い模様のことです。中にはホームページの住所(アドレス)が入っていて、カメラを向けると「ここへ行きますか」とスマホが聞いてくれる、という仕組みです。
基本のやり方は、たった3つの動きです
やることは「カメラを開く」「向ける」「出てきたものを押す」。これだけです。シャッターは押しません。写真を撮る必要はないのです。
やり方(iPhoneの場合)
- ホーム画面で、カメラのマークの「カメラ」を押して開く
- QRコードの四角い模様が、画面の真ん中に入るように向ける
- 模様に黄色い枠が付き、画面の下や上に文字の帯(リンク)が出てきます
- その帯を指で押すと、案内されているページが開きます
やり方(Androidの場合)
- 「カメラ」を押して開く
- QRコードを画面の真ん中に入れて、少し待つ
- 画面に出てきたリンク(青い文字や小さな枠)を押す
※ 機種によって言葉が少し違います。カメラを向けても何も出てこない機種では、カメラの画面にある「Googleレンズ」のマーク(四角に点のような印)を押してから向けると読み取れる場合があります。見つからないときは窓口へどうぞ。
読み取れないときの、4つのコツ
「向けているのに何も出ない」というご相談も多いのですが、たいていは次のどれかで解決します。
- 少し離してみる:近づけすぎるとピントが合いません。10〜20センチほど離して、模様の全体が画面に収まるようにします
- 明るい場所で:暗いと読み取れません。窓の近くや、明かりの下でお試しください
- レンズを拭く:スマホの背中側にあるカメラのガラスが、指紋やほこりで曇っていることがよくあります。やわらかい布でそっと拭いてください
- 手ぶれを止める:両手で持つか、ひじを机につけると安定します。1〜2秒じっと止めるのがコツです
それでも出てこないときは、そのQRコード自体が傷んでいたり、印刷がかすれていたりすることもあります。ご自身のせいではありませんので、ご安心ください。
LINEの中にも、読み取りの入り口があります
お友だち登録のQRコードなど、LINEの画面で読み取ったほうが早い場面もあります。
- LINEを開いて、下のメニューの左端「ホーム」を押す
- 右上の「友だち追加」のマーク(人の形に+が付いた印)を押す
- 「QRコード」を押すと読み取りの画面が開きます
- 相手のQRコードに向けると読み取れます
押す前に、ひと呼吸。安全のためのお願い
QRコードは便利ですが、中に何が入っているかは、見た目ではわかりません。次の2つだけ覚えておいてください。
- 街の電柱や貼り紙など、誰が貼ったかわからないQRコードは読み取らない。お店の公式なもの、届いた郵便物、テレビ番組のものなど、出どころがはっきりしているものだけにします
- 読み取った先の画面で、パスワード・クレジットカード番号・暗証番号を求められたら、入力せずに閉じる。少しでも「あれ?」と思ったら、その場で入力しないのがいちばん安全です
迷ったときは、入力しないまま画面をそのままにして、窓口までお持ちください。一緒に確認いたします。
窓口では、こう解決しました
冒頭の方の場合、まずお手持ちのiPhoneでカメラを開いていただき、こちらでご用意した練習用のQRコードに向けていただきました。最初は近づけすぎて反応しなかったのですが、少し離していただいたとたんに黄色い枠が出て、「あ、出た」と声が上がりました。
そのあと、お持ちいただいたチラシのQRコードでもう一度練習し、「レンズを拭く・少し離す・明るい所で」の3つをメモにしてお渡ししました。あわせて、知らないQRコードは読まないこと、カード番号を求められたら入力しないことをお伝えしています。所要時間は約25分です。
- 専用アプリは不要。いつもの「カメラ」を開いて向けるだけ(シャッターは押さない)
- 出てきた黄色い枠やリンクの帯を、指で押すとページが開く
- 読めないときは「少し離す・明るい場所・レンズを拭く・手ぶれを止める」
- LINEはホーム → 友だち追加 → QRコードでも読み取れる
- 出どころのわからないQRコードは読まない。読み取った先でパスワードやカード番号を求められたら入力しない