Wordは「覚える」、Excelは「積み上げる」。同じパソコンでも、習い方がちがいます

「Wordはなんとかなったのに、Excelになったら急に分からなくなった」
教室でよく伺うお声です。実はこれ、WordとExcelの「性質のちがい」から来ています。
Wordは「機能を覚えていく」もの
Wordの基本は、とてもシンプルです。文字を打って、大きさや形を整えて、印刷する。
その上に、表を入れる・画像を入れる・ページ番号をつける、といった機能がたくさん用意されています。
ひとつひとつの機能は、ほかの機能を知らなくても使えます。だからWordは、使いたい機能をひとつずつ「覚えていく」学び方で進められます。
Excelは「土台の上に積み上げる」もの
Excelはちがいます。セルの番地、数式の書き方、コピーしたときに数式がどう動くか。
こうした基礎の上に、関数や表の集計が乗っています。
土台があやふやなまま先へ進むと、ある日とつぜん「何をしているのか全く分からない」状態になります。
覚えるというより、「なぜこうなるのか」を理解して、一段ずつ積み上げていくものです。
「テキストが終わった」は、まだ半分
テキストの練習問題を最後までやった。それは大きな一歩ですが、教室ではまだ「半分」と考えています。
手順を見ながらできた、という段階だからです。しばらくすると、どこに何が書いてあったかを探しながらの作業に戻ってしまいます。
目指すところ
できあがりの見本だけを見て、何も見ずに一から作れるところまで。
そこまで来てから次の章へ進むと、Excelでもつまずきにくくなります。
「◯回で終わらせよう」と考えなくて大丈夫です
早く先へ進みたい気持ちは、よく分かります。
でも、消化しきれないまま進むと、覚えることが増えすぎて途中で苦しくなります。
ひとつの章を終えたら、まとめて練習する時間をとる。遠回りに見えて、これがいちばんの近道です。
いまのご自分がどこまでできているか、一緒に確かめるところから始められます。